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ミステリーツーリング
  葛の葉稲荷

以前 京都の 安倍晴明のゆかりの地をたどって ミステリーツーリングを行いましたが、
大阪にも 晴明のゆかりの地はあります。
大阪は 晴明の生誕地 安倍一族が多く住んでいたところでもあります。

今回は 晴明の生い立ちと 晴明の両親を訪ねて 大阪府和泉市 そして大阪市阿倍野区まで足を伸ばしてみました。

信太の森神社和泉市葛の葉町の 信太(しのだ)の森神社
場所はここ
随分精悍な感じのキツネです。
浄瑠璃や謡曲で有名な 葛の葉子別れのキツネです。
この神社 鬱即とした森で かなり暗くてミステリーゾーンの雰囲気がぷんぷんしました。(気のせいかな)ちょっと荒れた感じがそれを増幅させているようですね。 

ここは 安倍晴明の両親の不思議なエピソードが 伝説として残る地です。
その内容を 要約しますと・・・
葛の葉伝説安倍保名は 晴明のお父さんです。
ですから 安倍晴明はきつねと人間のハイブリットです。いわば 「半妖」(犬夜叉とおんなじ・・・うはは)
このキツネ お稲荷様のお使いといわれています。
葛の葉 子別れ女の人はキツネの化身 抱いている赤ん坊は 晴明です。口に筆を咥えて障子に置手紙を書いている図であります。
平安時代なのに 十二単着てないやんとか 子供が五歳にしては 乳飲み子みたいやんとか 平安時代に障子はないでしょとか 色々疑問はございましょうが、この絵は江戸時代の庶民に 分かりやすく理解できるように描いた絵ですから 決してつっこまないようにしてください。
このての絵は いっぱい残っているそうですよ。

信太森神社には 沢山のお社があって それぞれ違う神様が合祀されているようでした。
境内には 葛の葉が化身した石が 安産の守り神になっていたり 葛の葉の姿見の井戸が交通安全の祈願社になっていたりしていましたが 狭い神社内に 水ごりを打つ修行場があったり ミニ伏見稲荷のようにも見えました。

神社の周りは住宅街ですが 神社内はひっそりとして しかもかなり暗く 夜は怖いような雰囲気でした。

晴明神社 晴明神社
次に向かったのは 大阪市阿倍野区の阿倍清明神社 晴明の生誕地に建つ神社です。場所はここ
安倍一族は 今の阿倍野区のこの辺り一帯にいた古代の一族でした。
晴明神社のおきつねさまここにもキツネがいました。この神社には 稲荷神も合祀してあり 不思議な形のキツネの石造が 境内にはありました。
安倍晴明神社の本社は安倍晴明で 神紋も五芒星ですが このキツネは神社の本殿の 真ん前のとても目立つ所にあります。

京都の晴明神社では 考えられないことです。
境内には 晴明産湯の井戸もあり すぐ近くの安倍王子神社には 晴明子別れの地の碑もあります。

いつものように 勝手な解釈をしてみましょう。私の想像なので 話半分で聞いてください。
晴明の生誕地は 大阪阿倍野になっています。安倍氏の本家は 奈良桜井にある 現在の安倍文殊院を中心とする辺りです。
安倍氏は古代の大族で 一番の出世頭は 遣唐使の安倍仲麻呂です。彼は 頭がよく唐の皇帝にも重用されるほどの秀才で 一族の出世頭でホープでした。
この人が 本家桜井の出生だと伝わっています。

較べて晴明は支流らしく 離れた現在の大阪の出身です。
平安京に上がって出世しますが 父親の保名は地方豪族で しかも 晴明が生まれた頃は家は没落しています。

その生誕に謎があるのは・・・・
伝説どおりなら 彼は人間ではありません。人間と稲荷神の眷属の間の子 普通に考えたらバケモノです。神様と妖怪は紙一重・・・・・・

彼の母親の伝説の地は 葛の葉稲荷 

古代「クズ」というのは 大和朝廷に従わない 大和朝廷とは別派の 先住民族のひとつです。
古代日本には クズの他 土ぐも 熊襲など 大和朝廷よりも前から 日本に住み着いた大和朝廷からみたら異民族達がいました。

日本人のルーツは 南から海を渡ってきた人達や 北から大陸伝いに渡ってきたもの 日本海を渡って中国大陸から来たもの 様々な人間が交じり合って出来たといわれています。
クズとよばれる人たちは 勿論妖怪や魔物ではなく 人間ですが 大和朝廷には都合の悪い民族なので 政治的配慮でバケモノ扱いされたと思われます。

きつねの土鈴

晴明の母親は このクズの出身ではなかったのでしょうか?
もちろん 平安時代には クズというはっきりした一族があったとは 思われません。
迫害を受けたらしく 歴史からは殆ど消されていますが 一族はほそぼそとその痕跡を残していたのでは無いでしょうか?

晴明が 都に上がる時 母親がクズの出身だということがバレれば 出世は望めません。だから それを隠すためこのような伝説を作ったのかも。母親を里に帰し 自分は伝説を逆手に取って 神格化した人格を手に入れる。
田舎の落ちぶれた豪族の子ではなく 神の子であれば 境遇は大逆転する・・・


もちろん それを納得させるだけの 知恵と実力がなければ ただの嘘つきですが 
彼には 才能があったのでしょう。
平安時代 家柄もなく実力で出世しようとするのは 不可能に近いでしょう。

もうひとつ気がついたこと・・・
晴明の父親の名前 安倍保名
「保名」字を変えれば やすな・・・・・康 安 泰・・・・ 靖?
「靖名」の読みを換えれば やすな→せいめい・・・?!
せいめい→やすな
父親と彼 晴明が 同一人物だとしたら・・・

晴明は 安倍氏の出身ではなく クズの出身で 安倍氏になりすますこと、
クズの名前を捨てること 

こいしくば たずねきてみよ いずみなる 信太の森の うらみ葛の葉

彼には 人の見えない妖怪やもののけが 自分だけにはみえたという。
・・・人間とは 認められない まつろわぬ人々が・・・


以上 私の想像なので 事実とは全く関係ありません。・・・たぶん・・・
けっして 信じてはいけません。
こんなはなし 他所では してはいけませんよ。
よそで話して 不利益を受けても 当方は関知しません。
念のため(でも 面白いでしょ)

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